マトリックス リローデッド

監督、キャスト、スタッフが一丸となって完成!
ディティールすべて、スクリーンの隅々にまで
美学がゆきわたった渾身の快作

  • 2003/06/02
  • イベント
  • シネマ
マトリックス リローデッド© 2003 Warner Bros. All Rights Reserved
© 2003 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.

世界中が待ちわびていた待望の続編がいよいよ公開!全米の興行成績は公開3日間で9330万ドル(約108億円)、その後1億ドル突破。日本での先々行オールナイトでは『スターウォーズ エピソードII』を抜いて記録更新、4億1600万円をマーク。キアヌ・リーブスやローレンス・フィッシュバーンらの来日もあり、一大ムーブメントが起きている。

マトリックス リローデッド

未来の世界ではAI(人工知能)との戦いにより人類存亡の危機に直面。救世主として自覚したネオはトリニティーとの愛を支えに、予言の真偽や仮想現実世界“マトリックス”の謎に迫る。

このスタイリッシュな近未来系サイバーアクション・ムービーは、緻密な内容の構築といい、前作に続き本作でも新技術を開発するほどの映像テクといい、枝葉まで貫かれるこだわりがハンパじゃない。340億円(続編2作分)と大幅にアップした予算によって監督のアンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟は望みすべてを投入し、彼らの要求にキャストとスタッフは全力で応えた。ストーリーそのものの良し悪しより、ディティールや見せ方などのエンタメ美学の極地。あっぱれ!感動はそこにある。

マトリックス リローデッド

なかでも見どころはやはり、華麗で奇抜、強烈なインパクトを放つアクション・シーン。前作に引き続き武道とワイヤースタントの指導は、大家ユアン・ウーピン。主要キャストは前作の4ヶ月特訓と比べても「3倍以上はハードだった(キアヌ)」と語るほどの厳しい鍛錬を積み、迫力のスタントをほとんど代役なしで見事にこなしている。また、空手とカンフーの使い手にして映画初出演のニール&エイドリアン・レイメント兄弟やマーシャルアーツ歴10年のコリン・チャウなど、格闘技のプロが新キャラとして登場。そして生身の動きをより革新的な映像へと高めたのは、ジョン・ゲイター率いる映像チーム。監督とともに「誰も真似できない視覚効果を!」と取り組んだという。

マトリックス リローデッド

作品データ

マトリックス リローデッド
公開 2003年6月7日公開
丸の内ルーブル、プラゼールほか全国ロードショー
制作年/制作国 2003年 アメリカ
上映時間 2:18
配給 ワーナー・ブラザース映画
脚本・監督・製作総指揮 アンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟
製作 ジョエル・シルバー
視覚効果監修 ジョン・ゲイター
衣装 キム・バリット
ファイト・コレオグラファー ユアン・ウーピン
出演 キアヌ・リーブス
ローレンス・フィッシュバーン
キャリー=アン・モス
ヒューゴ・ウィービング
:あつた美希
ライター:あつた美希/Miki Atsuta フリーライター、アロマコーディネーター、クレイセラピスト インストラクター/インタビュー記事、映画コメント、カルチャー全般のレビューなどを執筆。1996年から女性誌を中心に活動し、これまでに取材した人数は600人以上。近年は2015〜2018年に『25ans』にてカルチャーページを、2015〜2019年にフレグランスジャーナル社『アロマトピア』にて“シネマ・アロマ”を、2016〜2018年にプレジデント社『プレジデントウーマン』にてカルチャーページ「大人のスキマ時間」を連載。2018年よりハースト婦人画報社の季刊誌『リシェス』の“LIFESTYLE - NEWS”にてカルチャーを連載中。
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