観客参加型の作品で魅せる台湾出身アーティストの個展
観客が参加することで成り立つ「リレーショナル・アート」。同分野で、国際的に活躍している台湾出身・ニューヨーク在住のアーティスト、リー・ミンウェイの過去20年間の作品を網羅する初の大規模個展です。
1990年代後半からアメリカの美術館での個別プロジェクトや、ビエンナーレやトリエンナーレなどの国際的な展覧会に参加してきました。2012年の資生堂ギャラリー、2013年の堂島ビエンナーレなど、日本でも近作を発表しています。
作品は展覧会が開幕した時点では未完成のものが多く、会期中に観客が何らかのアクションを起こすことで完成に近づきます。作品への参加方法はいくつかあり、会場内で自由参加、事前申し込み、抽選制、アーティストに代わって案内するホスト役など、見る人が自分に合った参加方法で楽しむことが可能です。
本展では、リー・ミンウェイの作品を歴史や文化の側面から読み解くために、白隠、鈴木大拙、ジョン・ケージ、イヴ・クライン、李禹煥、アラン・カプロー、リクリット・ティラヴァニ、小沢剛など、ほかのアーティストの作品も併せて展示。より重層的に捉えられる内容となっています。
展覧会名 | リー・ミンウェイとその関係展 |
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会期 | 2014年9月20日(土) 〜 2015年1月4日(日) |
時間 | 10:00〜22:00(火曜のみ17:00まで) ※ただし9月23日、12月23日の火曜日は22:00まで ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 森美術館 港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,500円、学生(高校生・大学生) 1,000円、子供(4歳〜中学生) 500円 |
公式サイト | www.mori.art.museum |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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