チューリヒ美術館展 ―印象派からシュルレアリスムまで

幅6mにおよぶモネの大作など見どころ満載 スイスを代表する美術館のコレクションが初来日!

  • 2014/08/22
  • イベント
  • アート

1787年設立と古く、バロック絵画からムンクなどの表現主義絵画まで約10万点以上のコレクションを誇る、スイスのチューリヒ美術館。その中から、19世紀末から20世紀の作品に絞って紹介される日本初開催の展覧会です。

印象派からシュルレアリスムまで74点。モネ、ムンク、シャガール、ジャコメッティなどの作品は1部屋に集め、「巨匠の部屋」として展開。時系列に美術の運動や流派でまとめられた「時代の部屋」と交互に鑑賞する順路になっています。

見どころは、幅6mにおよぶ晩年の大作《睡蓮の池、夕暮れ》が展示されたモネの部屋と、初期から晩年まで各時代の代表作6点を集めたシャガールの部屋。また、ピカソとマティスの対比が見られるキュビズムとフォーヴィズムの部屋、ミロ、ダリ、キリコ、マグリットが並ぶシュルレアリスムの部屋も見ごたえがあります。セガンティーニ、ホドラー、ジャコメッティなど、スイス出身芸術家の作品も展示され、まとめて比較しながら見られます。
 近代美術の歴史を一息に眺められる、時代を代表する画家の作品が集まった貴重な展覧会です。

  1. クロード・モネ 《睡蓮の池、夕暮れ》 1916/22年 ©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.
    クロード・モネ 《睡蓮の池、夕暮れ》
    1916/22年
    ©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.
  2. フィンセント・ファン・ゴッホ 《サント=マリーの白い小屋》 1888年 ©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.
    フィンセント・ファン・ゴッホ
    《サント=マリーの白い小屋》
    1888年
    ©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.
  3. アンリ・ルソー 《X氏の肖像(ピエール・ロティ)》 1906年 ©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.
    アンリ・ルソー
    《X氏の肖像(ピエール・ロティ)》
    1906年
    ©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.
  4. ピート・モンドリアン 《赤、青、黄のあるコンポジション》 1930年 ©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.
    ピート・モンドリアン
    《赤、青、黄のあるコンポジション》
    1930年
    ©2014 Kunsthaus Zürich. All rights reserved.

開催概要

展覧会名 チューリヒ美術館展 ―印象派からシュルレアリスムまで
会期 2014年9月25日(木) 〜12月15日(月)
休館日 火曜日(ただし10月14日は開館)
時間 10:00〜18:00(金曜は20:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室1E
港区六本木7-22-2
>> 会場の紹介記事はこちら
入場料 当日 一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料
公式サイト https://www.nact.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

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