巨匠の絵画、彫刻、写真、映像、デザインなど1906〜1977年まで1年1作家1作品で展開
世界有数の美術館として知られるパリ、ポンピドゥー・センター内の国立近代美術館。約11万点に上る同館のコレクションから“フランスの20世紀”をテーマに、1906〜1977年までの1年1作家1作品で展観するユニークな企画展です。
1977年に開館した「ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター(通称ポンピドゥー・センター)」には、公共情報図書館や音響音楽研究所などもあり、フランス国立の総合文化施設として位置付けられています。中核施設である国立近代美術館は、20世紀初頭から現代までの絵画、彫刻、写真、映像、デザインなど多彩なジャンルを擁し、シャガール、ピカソ、マティス、デュシャンなどの巨匠の作品も多く所蔵されています。
本展では、パリを拠点に活動する建築家・田根剛氏が展示デザインを担当。芸術運動などによるジャンル分けを行わず、1年ごとに1作家1作品を展示し、タイムラインのような感覚で鑑賞できる点が特徴です。展示は、シャガール《ワイングラスを掲げる二人の肖像》、ベルナール・ビュフェ《室内》などの絵画だけでなく、マルセル・デュシャン《自転車の車輪》のオブジェ、アンリ・カルティエ=ブレッソン《サン=ラザール駅裏》の写真、クリスト《パッケージ》の梱包などの激動の20世紀に生まれた芸術を多角的に紹介します。
展覧会名 | ポンピドゥー・センター傑作展 ―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで― |
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会期 | 2016年6月11日(金) 〜9月22日(木・祝) |
休室日 | 月曜日、7月19日(火) ※ただし、7月18日(月・祝)、9月19日(月・祝)は開室 |
時間 | 9:30〜17:30 ※金曜は20:00まで ※8月5日(金)、6日(土)、12日(金)、13日(土)、9月9日(金)、10日(土)は21:00まで ※入室は閉室時間の30分前まで |
会場 | 東京都美術館 台東区上野公園8-36 |
観覧料 | 一般1,600円、大学生・専門学校生1,300円、高校生800円、65歳以上1,000円 |
公式サイト | https://www.tobikan.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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