初期から新作まで約270点を一挙公開! 過去最大級の個展
絵画から小説まで幅広く活動している前衛芸術家、草間彌生のこれまでの画業をたどる大規模な企画展です。
京都市立美術工芸学校で日本画を学び、故郷の松本で創作活動を開始。1957年に単身渡米し、モノクロームのネット・ペインティングで高い評価を受けると、オブジェやイメージによって空間を埋め尽くすエンヴァイラメント(インスタレーション)、ハプニング(パフォーマンス)など、生や食品に対する強迫観念がテーマの先駆的な作品を次々に発表。注目を集めるようになりました。
体調不良から1973年に帰国。入院生活を送りながらも活動を再開し、水玉、ネット、男根状の突起などの従来のモティーフを再解釈した鮮やかな作品を多く生み出します。版画、小説、詩などの文学分野にも挑み、活動範囲を広げました。近年では、欧米、中南米、アジアなど各国で大規模な個展を成功させ、2016年の『タイム誌』の「世界で最も影響力のある100人」に日本人で唯一選出されています。
本展では、初期から現在まで時代ごとにフォーカスし、水玉、ネット・ペインティング、ソフト・スカルプチュア、「無限の鏡の間」といった定番作品の特徴を探るとともに、2009年から精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」から厳選した約130点を日本初公開。今も制作が続くシリーズの最新作も紹介されます。
展覧会名 | 国立新美術館開館10周年 草間彌生 わが永遠の魂 |
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会期 | 2017年2月22日(水) 〜 5月22日(月) |
休館日 | 火曜日(ただし5月2日は開館) |
時間 | 10:00〜18:00(金曜および、4月29日(土)〜5月7日(日)は20:00まで) ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 国立新美術館 企画展示室1E 港区六本木7-22-2 >> 会場の紹介記事はこちら |
観覧料 | 一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円 ※3月18日(土)・19日(日)・20日(月・祝)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要) |
公式サイト | https://www.nact.jp |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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