事件の真相を自分で解明!人気コミックの世界観をベースに科学捜査を体験
小学館『週刊少年サンデー』に連載され、国内はもとより、世界にも広く支持されている“名探偵コナン”。その世界観の中で、観察、情報収集・分析、検証を通じて証拠を集める科学捜査のプロセスを体験できる企画展です。
“名探偵コナン”は、謎の組織によって幼児化させられた高校生の工藤新一が江戸川コナンと名乗って、事件を解決しながら組織の行方を追う推理マンガ。1994年に『週刊少年サンデー』に初掲載され、以後20年以上続いている国民的人気作品です。
本展では、“名探偵コナン”の世界で起きた事件を、来場者がガイドとなる「探偵手帳」に沿って、手掛かりを採取する「現場検証エリア」、新たな情報を収集する「聞き込みエリア」、証拠を科学的に鑑定する「ラボエリア」の3つのエリアを巡って、真相解明を目指します。
ストーリーは、原作にはないオリジナルで展開。
コナンの活躍で数々の事件を解決し、今や時の人となりつつある名探偵・毛利小五郎。彼を主人公にしたミステリー小説の出版が計画されます。ところが、小説を執筆するミステリー作家が自宅で何者かに殺害。その推定死亡時刻は14時。現場に残されたカレンダーには、同時刻に毛利小五郎と会う予定が書きこまれており、一気に容疑者となってしまうのです。彼の疑いを晴らすため、来館者はコナンたちと一緒に科学捜査を開始します。
体験コースは、専門的な科学捜査用語も交えながら各証拠を積み重ね、容疑者を絞り込んでいく「コナン&安室コース」と、色々な手がかりを入手して小五郎の疑いを晴らす「コナン&蘭コース」の難易度が異なる2コース制。2018年の劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』では欠かせない大人気キャラクター 安室透、聞き込みエリアでは毛利探偵事務所や喫茶ポアロなど、おなじみの場所やコナンの仲間たちも登場。ラボエリアでは、集めた手掛かりの鑑定などが行えます。
各コースには、ストーリーに沿ったコナン、安室、蘭など、キャラクターたちの掛け合いが聞けるスペシャルボイス(別途有料)も用意。また、グッズショップで販売される公式ガイドブックには、原作者・青山剛昌氏の描き下ろし複製ミニサイズ色紙をセット。
人気マンガの世界観を楽しみつつ、自らの力で考えたり、プロセスを重視したり、科学技術を物事の解明のために賢く使ったりする貴重な機会となります。
展覧会名 | 名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理(アブダクション)〜 |
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会期 | 2018年4月18日(水) 〜 7月8日(日) |
休館日 | 火曜日(ただし5月1日は開館) |
時間 | 10:00〜17:00 ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン 江東区青海2-3-6 >> 会場の紹介記事はこちら |
観覧料 | 一般 1,800円、小学生〜18歳以下 1,200円、3歳〜小学生未満 500円 |
公式サイト | https://www.miraikan.jst.go.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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