重機のオールスター大集合!驚きの工事現場に潜入
油圧ショベルやブルドーザなど馴染みのある重機から、まるでSF世界のロボットのような最新の四脚クローラ方式双腕型コンセプトマシンまで、本物のはたらく車が迫力いっぱいに並ぶ企画展。普段は立ち入り禁止の重機の現場にもぐりこみ、工事現場に秘められた人類の知恵や熱意、重機の力が文明の発展に与えた影響、重機の仕組みなどを、科学的に“掘り”さげます。
遠い昔から、地球上で大地を切り拓き、道をつくり、都市を形成してきた人類。今日では、世界中の海・山・川を越えトンネルや橋が土地をつなぎ、人と人とをつないでいますが、その活動現場の先端には必ず重機が存在します。また、1950〜70年代の高度経済成長期、そして2020年の東京五輪に向けた整備など、日本の重要なターニングポイントも重機の活躍なくしては語れません。
本展では、整地・建設・解体といった工事現場の工程に沿って展示が展開。身近にあるのに普段なかなか見ることのできない、それぞれの現場で行われる作業やそこで働く重機について、順を追って学ぶことができます。
見どころは、最大13トン級までの重機の実物展示。日本の高度経済成長期に活躍した国産初の油圧ショベル ユンボ Y-35、鉄筋などをバリバリと砕く鉄骨・鉄筋コンクリートカッター、その名もガジラDSカッター、掘る・積む・切るなど複数の機能を持ち合わせた最新の四脚クローラ方式双腕型コンセプトマシンなど、子どもから大人までワクワクすること間違いなしの重機を、細部まで間近で観察することができます。また、展示室内は一部を除き撮影可能で、世界最大級のダンプトラック用超大型ホイールや、ミニ油圧ショベル、ミニホイールローダに実際に乗れる写真撮影スポットも登場します。
さらに、騒音や粉じんなど、都市部になればなるほど深刻化する解体工事に伴う困難を切り抜けるために開発された驚きの工法や、技術革新が起ころうとしている最新の現場と、そこで活躍する小型のロボットの紹介など、工事現場の現在と未来を多角的に学ぶこともできます。
展覧会名 | 企画展「工事中!」〜立ち入り禁止!?重機の現場〜 |
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会期 | 2019年2月8日(金) 〜 5月19日(日) |
休館日 | 火曜日(ただし3月26日、4月2日、4月30日は開館) |
時間 | 10:00〜17:00 ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 日本科学未来館 江東区青海2-3-6 >> 会場の紹介記事はこちら |
観覧料 | 一般 1,600円、小学生〜18歳以下 1,000円、3歳〜小学生未満 500円、2歳以下無料 |
公式サイト | https://www.miraikan.jst.go.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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