南北線に直結した泉ガーデンタワーのテラスにある「ポール 六本木一丁目店」。1889年、シャルマーニュ・マイヨがフランス北部のリールで創業した老舗ブーランジェリー「PAUL」の海外店舗の1つだ。

店の看板商品、アンシェン・ポールは、独自に契約栽培しているフランス産小麦粉、硬水「コントレックス」、地中海の塩「セル・ブランジェリ」を使ったこだわりのフランスパン。皮はパリパリだが中の生地がモッチリしており、年配者や子どもでも食べやすい。
　大きなイチジクとたっぷりのクルミが魅力のカンパーニュ・オ・フィグノア。ライ麦の酸味が程よい。密度高めで小さくカットしても食べごたえある。人気No.1のクロワッサン、カスタードのクリーミーな甘さがポイントのエスカルゴ・レザンなどのデニッシュ類は、フランスから生地を直輸入しており、本場の味わいが楽しめる。種類によるが18時頃まで焼いているので、夕方でも焼き立てが味わえるのが魅力だ。1〜2カ月のスパンで季節に合わせた期間限定商品も販売している。

ヨーロピアンな雰囲気抜群の店内には、全72席のレストランを併設。ランチ（税込1,000円〜）は、1プレートにフランスパン食べ放題が付く。平日はランチ目的の女性ワーカー、休日は外国人の来店が多い。サンドイッチはミドル層の男性陣にも人気。テイクアウトで良く出るとか。当日予約や取り置きは１個から対応している。

アンシェン・ポール
税込453円

カンパーニュ・オ・フィグノア
税込648円

エスカルゴ・レザン
税込302円

パルミエ
税込367円

2013年9月取材/2014年10月更新