庄内のイタリアン「アル・ケッチァーノ」の味を銀座で堪能! 山形産直の旬の食材を使った日替わりランチコース

山形県おいしい山形プラザ ヤマガタ サンダンデロ(銀座)

  • 2015/04/15
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日替わりランチコース日替わりランチコース 税込3,500円
(バーニャカウダ、前菜、パスタ、メイン、ドルチェ、ドリンク)

庄内のイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の味を東京でも味わえる場所が銀座の「サンダンデロ」だ。
山形の食材をなるべくソースを使わずに手早く調理して提供すること――をモットーに作られ、税込1,850円の日替わりパスタランチか、税込3,500円の日替わりランチコース、税込5,500円のシェフのおまかせコース(要予約)がある。

ランチコースを選ぶとまず出てくるのがバーニャカウダ。海の山菜の浜防風、春菊など7種の野菜を、カリフラワーとアンチョビのソースで食べる。浜防風の香りと苦みがソースに合う。食べ進めるごとに味覚が鋭くなって、個々の野菜の苦みや甘さの違いが感じ取れるようになるから不思議だ。前菜は豚、牛、羊、鶏とオールスターのパテにセリが添えられたもの。山菜とベーコンをペペロンチーノにしたパスタは、かたくり、うるい、あざみなどの山菜がシャクシャクとして美味しい。
 メインは「藤沢カブと山伏ポークの焼畑仕立て」。焼畑で作られる山形の伝統野菜に倣い、軽く炙ったカブは固め。しかし、噛むごとに甘味が出てポークの旨味と口の中で交じり合う。デザートのキャラメルムースにも庄内米の発芽玄米がしっかりとかけられている。

食べ進むにつれ、野菜の滋味が身体の隅々までいきわたり元気になった気がしてくる。銀座という立地から年配客が多いというが、山形の食と繊細な味わいは試す価値大だ。

  1. ワイン・吟醸酒
  2. 山形産直野菜
  1. 日本初シャンパーニュ方式で造られた希少ワイン「ドメーヌ・タケダ2005」、明治創業の酒井ワイナリーの「バーダップ樽熟成 鳥上坂 名子山」、アル・ケッチァーノと同じ水質で醸造された純米吟醸酒「水酒蘭(ミシュラン)」など、山形のレアな酒がラインナップ
  2. 野菜と魚介は毎日山形から直送。山形で昔から作られている藤沢カブ、海の山菜の浜防風、イタリアの高級野菜タルティーボ、うるい、ふきのとうなど、旬を味わえる珍しいものが集まる
庄内と内陸で文化も芋煮も異なります
副料理長 見澤伸行氏副料理長 見澤伸行氏
この店は1Fのショップと同様、山形への入り口。興味がわいたらぜひ県内を旅したり、アル・ケッチァーノにも行ってみて、真面目だけど打ち解けると気さくで陽気な山形県民の人柄に触れてみてください。
海に面した庄内地方と奥羽山脈を越えた内陸地方に二分される山形県は、互いの方言が分からないなど、文化も大きく異なるのが特徴です。有名な郷土料理「芋煮」も、内陸では牛肉を使った醤油仕立てですが、庄内では豚肉に味噌仕立てが一般的。しかし全般的には、塩辛い味付けを好む傾向にあるようです。
コレぞ、ふるさとの味!ご当地で愛される品
味マルジュウ
味マルジュウ山形の一般家庭には必ず置いてあるといわれるほど、浸透しているダシ醤油「味マルジュウ」。鰹節、煮干、宗田節、鯖節から毎日手作業で抽出した一番ダシと三温糖を加えた醤油は味わいも濃厚。5倍に薄めて麺つゆ、冷奴などのたれ、芋煮などの煮物とマルチに使える。
おいしい山形プラザでは、在京の県民たちのアツイ声に応えて、1.8Lのボトルタイプも置いている。味マルジュウ 200ml 税込378円、500ml 税込540円、1.8L 税込1,380円/(株)丸十大屋

基本情報

店舗外観
名称 おいしい山形プラザ ヤマガタ サンダンデロ
所在地 中央区銀座1-5-10 ギンザファーストファイブビル 2F
電話番号 03-5250-1755
営業時間 火〜日
ランチ
11:30〜15:00(L.O. 14:00)
ディナー
18:00〜23:00(L.O. 22:00)
定休日 月曜・年末年始
公式サイト https://sandandelo.theshop.jp/

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