都内アンテナショップで出会える!THEふるさとの美食

都内に軒を連ねるアンテナショップ系レストランは、リーズナブルにご当地テイストを楽しめる穴場。伝統の郷土食からネオ郷土グルメまで、“ふるさとの美食”を一堂に集めました。

静岡県
呈茶 シズオカ マウントフジ グリーンティ プラザ

呈茶

呈茶 お茶とお菓子のセット 税込400円
※写真は、深蒸し掛川茶と雅正庵の抹茶クリーム大福「鞠福」

東京交通会館で密かに人気を博す「シズオカ マウントフジ グリーンティ プラザ(Shizuoka Mt.Fuji Green-tea Plaza)」。静岡県東京観光案内所による日本茶専門のカフェスペースだ。

メニューは静岡茶のみ、お茶とお菓子のセット、抹茶ジェラートやニューサマーオレンジのシャーベットなどのアイス類と至ってシンプル。お茶は浅蒸し、中蒸し、深蒸しなどから好みのものを選んで急須で供され、3煎まで楽しめる。NPO法人日本茶インストラクター協会認定の有資格者が1煎目を淹れてくれるので、味は折り紙つきだ。
 健康に良いと人気の深蒸し掛川茶を頼んでみた。出てきた一煎目は、爽やかな香りと共に飲むとほんのり甘い味わいで、喉の渇きがスッと癒される。2煎目は渋みが押し寄せてきた後に、旨味がじっくり広がっていく。3煎目は渋いがあっさりした飲み口に。同じお茶でも3煎とも違った味わいで驚く。
 お菓子は県産の銘菓を季節に合わせて日替わりで2〜3種類用意。雅正庵の抹茶クリーム大福「鞠福」、又一庵「きんつば」、間瀬のゼリー「伊豆みかん」など、現地で人気のものをラインナップ。本格煎茶と県産お菓子で極上の一服をどうぞ。


  1. NPO法人日本茶インストラクター協会認定の有資格者が1煎目を淹れる。深蒸し煎茶の場合、お湯を注いでから25〜30秒ほど置いて2〜3回に分けて注ぎ、最後の1滴まで出し切ったら、茶葉が蒸れるのを防ぐために少し蓋をずらしておくのがポイント
  2. 丸七製茶が手掛ける「ななや 藤枝抹茶ジェラート(税込360〜380円)」。まろやかな甘さの中にガツンと抹茶の渋みが光る通好みな味わい。濃度により7段階あるうち、4番と6番、ほうじ茶を常備。これだけを目当てに同事務所を訪れるファンもかなりな数に上る
  3. カウンター7席と4人掛けのテーブル席が1つとコンパクトな呈茶スペース。真っ白な内装が日本茶に親しむ空間としては斬新だが、不思議と落ち着く。壁には扱っている茶葉が紹介されており、販売もしている
  4. 呈茶スペースの反対側には、棚を生かした小さな物販コーナー。定番のうなぎパイ、富士山を象ったクッキー、茶そば、みかんのお酢、カピバラのキャラクターグッズなどが置かれている
東西日本の中間点! 良くも悪くもマイペースな人柄

受け身な伊豆、優柔不断な駿河、気性が荒く経済観念に長けた遠州と言われ、各地域で人柄が異なります。富士山を望む風光明媚な土地、豊富な山海の産物、気候も温暖と恵まれた環境で、明るくマイペースです。東西日本の中間で、両方の文化を受け入れています。訛りはないと意識している県民が多いものの、「みるい=幼い」「〜もんで=〜なので」など、意外と方言が多く、都内では通じないこともしばしばあります。


    シズオカ マウントフジ グリーンティ プラザ
    (Shizuoka Mt. Fuji Green-tea Plaza)
  • 千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 B1F [MAP]
  • 03-3213-4831
  • 10:30〜19:00
    ※呈茶 12:00〜18:00(L.O. 17:30)
  • 定休日 年末年始
  • webサイト
シズオカ マウントフジ グリーンティ プラザ
2015年8月取材/2015年9月更新