大阪で名を馳せる手打ちうどんの店『つるとんたん』六本木店。

その味に惚れ込んだ女優・夏木マリ氏がトータルディレクション、“眠らない街”に合わせて、朝11時から翌朝8時までの21時間営業など話題性にも富んでいる。

お昼はオーソドックスな「きつねのおうどん」からお手並み拝見。20センチ角の大きな“揚げ”に隠れた太麺は、極滑らかな喉越しと力強いコシ。ダシの効いた関西風甘辛つゆには、“揚げ”から染み出した煮汁がコクをプラスする。うどんは好みで細麺も選べ、3玉まで増量無料という太っ腹サービス。

和風モダンな店内は、趣の異なる二つの空間で構成。オープンキッチンを望むカウンター席では、さくっと一人飯。照明を落とした座敷や個室では、「おうどんのお鍋」を囲んで接待や会食など、多様なシーンに対応する設えも、“六本人”のライフスタイルにぴたりとハマったようだ。

1. 博多から取り寄せた明太をアレンジした「明太子のおうどん」は女性人気No.1
2. レジ横の一角では、自家製純生おうどんのほか、紀州の梅干や丹波の黒豆など、関西地方の美味しい食材を販売