1990年にベルギーで発祥したベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」。創業者アラン・クモン氏の祖母の味を再現したというオーガニック小麦のパンや、ウッディで暖かな内装などが、日本でも多くの女性のハートをキャッチ！

ランチはベルギー流のオープンサンド“タルティーヌ”が一押し。卵、アボカド、スモークサーモン、チキンなど、パンに合う具材を組み合わせた全6種類がある。一番人気は、鉄板のコンビであるシュリンプ＆アボカド。ウィートパンと呼ばれる直径30cmの全粒粉パンをスライスしたものに、アボカドのディップがぬってあり、さらにアボカド、キュウリ、紫玉ねぎ、浅葱、エビなどが彩りよく散らされ、華やかだ。
皮の部分は固めで噛みごたえあり。酸味のある生地はアボカドの濃厚さを程よく緩和し、サルサソースのスパイシーさ、レモンの酸味がキリッと後味をすっきり拭う。生のミントの葉がふんだんに入ったアイスミントレモネードとも、相性バッチリ！

バゲットとウィートパンが付くサラダ、11時までオーダーできるオムレツのセットも評判がいい。17時以降は肉料理、チーズ類なども登場。自社醸造のビオワインと楽しむのも良さそうだ。

1. 世界のどの店にも鎮座する長いコミューナルテーブル。一人ランチでもゆったり過ごせる。卓上のジャムやスプレッドが好きなだけ試せるのもうれしい
2. レストランで試せるジャムやスプレッドなどは店頭でも販売されている。果実を50％以上使用したジャムは風味が強く、果肉のゴロゴロした食感も楽しめる。スプレッドではホワイトチョコが人気
3. ジャムの隣にはレストランで使われている食器を販売するコーナーも。同店の特徴とも言えるカフェオレボウルは（小）税抜530円から。ほかに、ポット、ミルクジャグ、タルティーヌをのせるタルティーヌボードなどを扱っている