グリーンカレーと稲庭うどんのコラボ飯。ココナツとしょっつるが魅せる新たな旨味

稲庭干饂飩 佐藤養助 日比谷店(西新橋・内幸町)

  • 2014/08/19
  • ショップ
  • グルメ
  • ランチ
タイ風グリーンカレーつけ麺 税込1,040円(漬物付き)タイ風グリーンカレーつけ麺 税込1,040円(漬物付き)

佐藤養助 日比谷店は、日本三大うどんである稲庭うどんの店。風味豊かな細うどんを求め、ランチは約100人が来店する盛況ぶり。

カレー南蛮ではなく、エスニックと和のコラボにやや躊躇するも、口に入れたらその相性の良さにびっくり。
最初はしょっつるの強い塩気、後からココナツの甘さ、スパイスの辛みが駆け抜ける。しかし、後味は比内地鶏のガラ、昆布、鰹節で炊いただしの味がしっかり効き、あくまでもベースは「和」。ナムプラーよりも生臭さが控えめで、シンプルなうどんによく合う。
コシがあるのに固くない麺は、茹で具合も絶妙。細いからスルスルと喉越しも滑らかで、太麺うどんよりも食べやすいと女性受けするのも納得。放し飼いで育てられた比内地鶏は、弾力があってジューシー。個性的なつゆにも負けずに、さらに美味しさが際立つ。

江戸末期に稲庭吉左エ門より伝授された技法と精神を守り、今も手延べにこだわる同店では、秋田の工場で製造した麺を定期的に各店舗に配送。茹でるのも経験豊かなベテランが担当し、高い完成度を保ち続けている。

秋田地酒/物販コーナー/店内
  1. 都内では入手困難な秋田の地酒を数多く用意。夜は銘酒とともに、はたはたや比内地鶏といった秋田の味覚を味わうサラリーマンの姿が見られる。写真は右から「純米吟醸生酒 鳥海山 吟味良好」(グラス税込680円)、「大吟醸 刈穂」(グラス税込830円)、「特別純米 阿櫻」(グラス税込650円)。特に阿櫻がオススメだとか
  2. 店内の一角には物販コーナーがあり、贈答用から家庭用まで各種稲庭うどんを購入できる。看板商品の「二味せいろ」(税込900円)で使用しているゴマ味噌味、醤油味のうどんつゆ、いぶりがっこなども販売
  3. テーブル席が主体で、同僚などとの気軽な飲み会や食事会にぴったり。秋田の食材を生かした季節メニューも随時登場する。レジ前には製麺過程で出る切れ端が置いてあり、自由に持ち帰れる。利用法が書かれたレシピもあって親切

基本情報

店舗外観
名称 稲庭干饂飩 佐藤養助 日比谷店
所在地 港区西新橋1-2-9 日比谷セントラルビルB1F
電話番号 03-3595-6288
営業時間
平日
11:30〜14:30(L.O. 14:00)
17:00〜22:00(L.O. 21:00)
予約のみ営業
定休日 日祝
公式サイト https://www.sato-yoske.co.jp/shop/hibiya/

記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。