虎ノ門ヒルズから徒歩数分。路地裏にある「肉塊UNO」は、パンやご飯などの炭水化物を極力使わない“糖質制限”をテーマに、豪快な肉料理を提供するヘルシーな店。

ランチはプレートのみ。牛肉は国内でシェア8割を占める穀物牛ではなく、ニュージーランドやオーストラリアの牧草牛を使用。サシがない赤身には、必須栄養素のタンパク質はもちろん、脂肪燃焼効果のあるL-カルニチンもたっぷり含まれていて、美肌やダイエットになると注目されている。その中でも脂の少ないランプ肉を真空低温で5時間焼き上げ、ローストビーフに仕上げたこだわりの一品だ。

「付け合わせのチキンや豚肉と、ローストビーフを合わせると肉は合計250gありますが、ミニチーズパンは小麦ではなく、グルテンフリーのタピオカ粉で作るため、糖質は20g以下です」と、宇野店長。噛むと旨味がジュワっと溢れるローストビーフは、下味が付いていて卓上の岩塩や胡椒を使わず、そのままでも十分美味しい。

ローストビーフの焼き加減やスライスの厚さは好みに応じてくれるので、生肉が苦手な人でも安心だ。たっぷりのサラダと一緒に食べると、必然的に咀嚼も増えて、ご飯無しでも十分満腹に。美味しく食べて健康に近づく、一石二鳥なランチをぜひご賞味あれ。

1. 店長の宇野翔士氏。美味しく糖質制限することで病気へのリスクも減らす、ヘルシーでハッピーな店づくりを心掛けている。店長自身も糖質制限で減量したとか!?
2. 柔らかい雰囲気の店内には、テーブル席に24人、カウンターに6人が着席できる。相席は行わず、グループ対応もするため、6〜8人での来店もちらほら。待たずに入るには、開店直後か、12時半ころが狙い目
3. ヘルシーな肉類に合わせて、ワインもオーガニックを取り扱う。ソムリエが常駐しているので、料理に合わせたオススメを気軽に相談してみたい