六本木通りから1本南側に入った裏路地にある「六本木焼肉Kintan」。恵比寿、表参道などに店舗を持つチェーンの系列店だ。ランチは20〜30代ワーカーを中心に賑わう。来店ごとに貯まるポイントカードがあり、10ポイントで税込1,800円分のランチ券として利用できるため、週2回通う常連も多い。

一番人気は全店で扱っている定番メニュー「Kintan焼肉セット」。和牛カルビ4枚、あさの豚バラ3枚、国産鶏肉3枚が入っており、バランスよく食べられるのが魅力。ご飯と合うように肉はオリジナルレシピのタレで提供される。焼いてそのまま食べても良いが、卓上のタレをつけると更にコクが増す。まさにご飯がすすむ味だ。グリルの焼き上げは早く、短いランチタイムでも安心。“しっかりタレに絡めて表面を焼き、サイドに寄せてじっくり“が、焦げ付かせないポイントという。
　ご飯、サラダ、スープのおかわりが自由で、デザート付きなのも値ごろ感があってうれしい。サラダをたっぷり食べればヘルシーさもアップ。オリジナルレシピのリンゴドレッシングは酸味が効いたさっぱり味で、焼肉の脂も拭ってくれる。

焼肉での和牛は全て黒毛和牛を使用。専門の目利きが大量に一括で仕入れるため、ランチでも提供可能なのだとか。手軽に美味しく焼肉ランチを楽しみたいときに訪れたいお店だ。

1. 40〜45人が入れる店内は、コンクリート壁と木製のテーブルでスタイリッシュな印象。コンパクトな焼き台でテーブル部分が広いので、キッチンで調理する週替わりメニューなどを注文しても、食器の置き場に困ることも少ない
2. 六本木焼肉　Kintanの由来になり、“Kintan＝金の舌”の異名を持つ30日熟成のタン。レジカウンター横にある熟成庫にほかの肉類と一緒に保管されている。ランチでは、熟成Kintan＆赤身セット税込1,600円などで楽しめる
3. 個室は4人用が2部屋、8人用が1部屋あり、部署単位での懇親会や歓送迎会などに便利そうだ