丸万(西新橋)
1947(昭和22)年の創業以来、西新橋で商う和菓子屋「丸万」。外掘通りに面した間口の広い店は主に、味よく日持ちのする進物用の菓子作りを生業とし、諸官庁御用達で知られている。
つやつやの栗饅頭が看板。北海道産の手亡豆でこしらえる白あんに、刻んだ栗を練りこみ、さらに丸ごと一粒の栗を忍ばせた饅頭は、上品な甘さに芳ばしい栗の風味が引き立って飽きない美味さ。一番蜜から五番蜜まで、蜜の濃度をゆっくり上げながら丹念に煮た栗は柔らかく、餡と一体に馴染んで食べやすい。
「官公庁街へと変貌を遂げた土地柄、お客様の要望に応えるうち、いつしか進物菓子が充実していました」と話す、二代目店主の関根さん。菊の紋に万の字入りの風格ある意匠は、初代店主の万治郎さんとその妻、菊子さんを表したものとか。店が大きくなった現在も手作りの美味しさを大切にする姿勢は創業当時と変わらない。
名称 | 丸万 |
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所在地 | 港区西新橋1-11-1 |
電話番号 | 03-3504-3751 |
営業時間 | 9:00〜20:00 ※土曜は17:30まで |
定休日 | 日祝 |
公式サイト | https://itp.ne.jp/info/137760533100000899/ |
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