土用の丑とうなぎのルーツを探る!鰻の話と味処

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鰻卸の老舗直営だからの値段と質で評判のランチ/うなぎ 本丸(新橋)
信長丼
オリジナルメニュー 信長丼 税込1,850円(肝吸い、おしんこ付き)

“上質の鰻を手頃な価格で食べさせる店”として、行列ができる「うなぎ 本丸」は、創業文政10年(1827年)、8代続く鰻卸の老舗の直営店。この生業をもってこそ提供できるサービスが自慢の“庶民の味方”の名店だ。

「浜松や鹿児島などの主要産地から優れた養鰻家を選び、その季節に最高の活鰻を仕入れています」と、この店を経営する鰻卸「ての字」の鈴木治社長はこだわりを語る。「ての字」が扱う鰻はひと月に約25万匹。熟練の目で選んだものだけを「本丸」で提供するのだという。「うちの鰻がホッコリしているのに身がしまってうまいのは、その日にさいているから」と鈴木社長。

朝、その日に使う本数の鰻を次々とさいていき、ランチタイム直前の11時頃から焼きを開始。真っ赤に染まった備長炭の上で蒲焼が焼かれ、あたりには食欲を刺激するに香ばしい匂いが漂い、列を作る人の足を加速させる。

一番人気は、丼飯の上に細かく刻んだ鰻ともみのりが乗り、タレをかけたこの店オリジナルの「信長丼」。添えられた刻みネギを好みの量散らし、肝吸い、おしんこといただく。名古屋名物「ひつまぶし」をおひつを使わず、丼で出すというこのスタイルは「昼休みに時間が無いサラリーマンがかきこめるように」と先代の社長が考案した。営業は昼のみ。ピーク時間の前後を狙うのが賢明策だ。


熟練の目で選ぶ活き鰻/鰻をさばく様子/ランチタイムには行列ができる
ひと月に約25万匹の鰻を扱う老舗卸が熟練の目で選んだ活き鰻だけが使われる
店に出すうなぎはその日の朝に、職人がなれた手つきで次々とさいていく
ランチタイム直前、店の前で焼きを開始。食欲を刺激するに香ばしい匂いが漂い、列を作る人の足を加速させる

うなぎ 本丸(新橋)

うなぎ 本丸(新橋)

  • 港区西新橋3-19-12 [MAP]
  • 03-3432-2564
  • 夏季のみ
    10:45〜15:00(L.O.)
    ※上記以外の期間
    10:45〜14:30(L.O.)
  • 定休日 日祝、年末年始
  • 三田線「御成門駅」徒歩5分
    日比谷線「神谷町駅」徒歩10分
  • webサイト
店内
店内は和のインテリアを使ったしぶい雰囲気を持っている
食券販売機
熟練の職人が手早く炊きあげる。たれの香ばしい匂いがたまらない
2005年6月取材/2014年4月更新