世界的に活躍するベトナム人アーティスト、ディン・Q・レの日本で初めてとなる個展が開催。注目は代表作である「フォト・ウィービング」シリーズ。裁断した写真をタペストリー状に編む技法は、ベトナムの伝統的なゴザ編みから着想を得たもので、見る角度や立ち位置によって見え方が変わるユニークな仕掛けとなっている。ほかにも、ベトナム人と戦争の複雑な関係を描き出した映像インスタレーションや、ベトナム戦争中にアメリカ軍が散布した枯葉剤との関係を暗示するような作品など、タブー視されているテーマにもスポットを当てたアート作品が並ぶ。会期は7月25日（土）〜10月12日（土）まで。開催時間は10:00〜22:00　※9/22（火・祝）は22：00まで。※火曜は17:00まで。