昨年の京都国際写真祭「KG＋AWARD」でグランプリを受賞した注目の写真家、古賀絵里子の写真展。展覧会タイトルの「Tryadhvan」は、サンスクリット語で過去世・現在世・未来世の「三世（さんぜ）」をさす仏教用語で、この3つが途切れることなく因果によって結ばれている事を意味している。新たに宿った生命を軸に、僧侶である夫、日々の暮らしや静物など、古賀自身の身の回りだけをじっと見つめたモノクロ写真が静かに展開する。会期は11月26日（土）まで。日祝休。時間は11:00〜19:00（土曜は18:00まで）。