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国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展 ―挑戦―

国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展 ―挑戦―
国立新美術館

2017/9/26(火)
 独学で建築を学ぶなど異色の経歴を持ちながら、今や世界のANDOとしてその名を轟かせる建築家・安藤忠雄(あんどう・ただお)の、過去最大規模の個展がスタート。半世紀におよぶ安藤の活動に迫る本展は、デビュー作の「住吉の長屋」から、現在進行中で、今一番楽しいと本人が語る「マンハッタンのペントハウス」まで、約270点の資料や模型、89のプロジェクトで構成されている。

 見所としては、アートの島として有名になった直島に、これまで7つの建築を誕生させた安藤の30年間の仕事を、大型模型と映像で俯瞰する圧巻のインスタレーション。そして、“徹底して単純な幾何学形態の中に、唯一無二な空間のシーンを展開する”という、安藤の真骨頂が最も端的に現れた代表作「光の教会」は、なんと原寸大で野外展示場に登場する。嬉しい事に、この2つの展示は撮影可能だ。
 他にも、本人によって直接壁に描かれたドローイングや、クライアントへの手描きのメッセージなど、建築家の人となりも垣間見える展示に惹きつけられる。

 人・自然・時代に挑戦し続けてきた、稀代の建築家・安藤忠雄の軌跡を、しっかり自身の目に焼き付けたい。

会期は12月18日(月)まで。火曜休。時間は10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで。9月30日、10月1日は22:00まで)。