至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

国立新美術館

  • 2018/2/13(火)
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至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

 実業家エミール・ゲオルク・ビュールレの、世界有数のプライベートコレクションの中でも、ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、ピカソなど、傑出した印象派・ポスト印象派のコレクション64点(約半数は日本初公開)が一挙来日!

 特に、モネの代表作の一つ、高さ2メートル×幅4メートルの大作《睡蓮の池、緑の反映》は、これまでスイス国外には一度も出たことがなく、日本人がまだ見たことのない門外不出の「睡蓮」として開幕前から注目を集めている。
 また、ルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》や、セザンヌの《赤いチョッキの少年》など、巨匠たちの最高傑作とも言われる作品をはじめ、全作品が主役級の存在感を放ち、これが全て一人のコレクターの収集だという事に驚かされる。

 全てのコレクションは2020年にチューリヒ美術館に移管される事が決定しており、本展はビュールレコレクションの全体像がみられる最後の機会となる。お見逃しなく。

 写真は、《睡蓮の池、緑の反映》の前でフォトセッションに応じる、E.G. ビュールレ・コレクション財団のルーカス・グルーア館長と、クリスチャン・ビュールレ理事長。

会期は2月14日(水)〜5月7日(月)。火曜休(5月1日は開館)。時間は10:00〜18:00(金・土曜、4月28日〜5月6日は20:00まで)。

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