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カオス*ラウンジ 破滅*アフター

カオス*ラウンジ 破滅*アフター
六本木ヒルズ A/Dギャラリー

2018/7/3(火)
 現代アート集団「カオス*ラウンジ」が、若いITエンジニアたちとコラボし、情報社会の理想と混沌を炙りだした企画展「破滅*ラウンジ」から8年。もう一度、同じように若いITエンジニアたちに声をかけ、2018年現在の情報社会のヴィジョンはどのように変わったのか、現代美術の立場から観察する「破滅*アフター」展が、A/Dギャラリーにて開催中だ。

 “都市の虚構化”をメインとした展示は、人気のヴァーチャルYouTuberが住むとされる街で、そのキャラクターを探すプロセスを撮影したり、二次元の少女漫画をあらゆる文脈で表出させたりと、各作家がヴァーチャルの可能性を提示している。

 開幕直前に“現実”担当だった作家が展示を辞退するというアクシデントも起きたが、キュレーター陣は「現実と虚構の対比プランが、生と死の対比にシフトした」と、それさえも展示の一要素として昇華しようと試みている。

 虚構が取り巻く空間に、実際にあるはずの展示がぽっかり抜けるという、意図せずして出来上がった情報社会の縮図的構造も興味深い。

会期は7月16日(月)まで。会期中無休。時間は12:00〜20:00。