JAGDA学生グランプリ2018

東京ミッドタウン デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)

  • 2018/10/1(月)
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JAGDA学生グランプリ2018

 全国の高校生以上の学生を対象としたポスターデザインコンペティション「JAGDA学生グランプリ」。その全入選作品145点を展示する企画展が開催中だ。

 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の会員デザイナーを審査員に据え、今年は「手」をテーマに作品を募集。私たちの体の一部であり、さまざまな役割や意味のある「手」を、ポスターで自由に表現した力作が揃う。

 グランプリには、女子美術大学大学院1年の金秀美さんの作品「弱者」が選出。手を含む身体性、身体の在り方を単純なドローイングで表現しつつ、グラフィックとして絶妙に成立させるセンスが高く評価された。
 また、“今回一番記憶に残るであろう”と審査員に評された準グランプリ作品、多摩美術大学4年高松裕衣さんの「その手を取れるか?」も衝撃的だ。気持ち悪さや不快感で見て見ぬふりをしてしまう私たちへの問いかけと、目をそらせまいとする懸命なタッチが胸を打つ。

 日本のグラフィックデザイン界を担う若い才能の数々に注目したい。

会期は10月14日(日)まで。会期中無休。時間は11:00〜19:00。

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