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カタストロフと美術のちから展

カタストロフと美術のちから展
森美術館

2018/10/5(金)
 森美術館の開館15周年を記念した企画展「カタストロフと美術のちから展」が10月6日より開幕。オープン記念では「幸福」、10周年では「愛」をテーマに記念展を開催してきた森美術館が、15周年ではあえて「カタストロフ(大惨事)」に向き合い、この先行き不透明な時代に、アートに何ができるのかを改めて問う。

 東日本大震災、アメリカ同時多発テロ、リーマンショック、難民問題など、世界各地で絶えず発生するカタストロフ。今展では、それらを世界に発信し、後世に語り継ごうと試みてきた国内外の40組のアーティストを召集し、新作を含めた絵画・映像・インスタレーションなどを発表する。
 トーマス・ヒルシュホーンによる、外壁が崩れ落ちめちゃくちゃになった建物のインスタレーションや、福島第一原発事故後に、自らの目で真実を確かめようと現地に向かったChim↑Pomの映像作品など、文章や講演会で見聞きするよりも、はるかにダイレクトに心に刺さるメッセージに圧倒されるはずだ。

 展覧会の最後には、オノ・ヨーコによる参加型インスタレーション「色を加えるペインティング(難民船)」が展示され、難民問題の解決や世界平和を願う人々の想いが会期終了まで描き加えられていく。

 写真は、オープニングセレモニーで、オノ・ヨーコ作品に思い思いのメッセージを描く参加アーティストや近隣小学校の児童ら。

会期は10月6日(土)〜2019年1月20日(日)。会期中無休。時間は10:00〜22:00(火曜は17:00まで)。