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バールティ・ケール Djinns, things, places

バールティ・ケール Djinns, things, places
ペロタン東京(六本木6-6-9 ピラミデ1F)

2018/11/14(水)
 インドを拠点に活動するアーティスト、バールティ・ケールの日本初個展がペロタン東京でスタートした。

 インドの人々が額につける「ビンディ」や、儀式で使われる像など、インド由来の素材が目を引く本展だが、全てに通ずるテーマは「場所・空間」だ。
 時に権力の象徴であり、また行ったこともない世界を冒険するツールにもなる地図は、作家が好んで収集してきた素材だが、それを支持体に色鮮やかなビンディを配した作品は、「ビンディが時には風になり、旅をしたり、結束を意味したりと、私の言語となって思いを表現してくれる」と作家はいう。
 また、割れた鏡とビンディを組み合わせた円形の作品は、割れた鏡に映る自分を見るという行為と、“第三の目”と言われるビンディに見られるという、2つの“見る”行為が、暗喩的に自身や他社との狭間を意識させる。

 「未来の可能性を、自分が作り出すアートというマジックで引き出したい」と語る作家の、生き生きとした表現をぜひ間近で感じてみては。

会期は12月15日(土)まで。日月祝休。時間は11:00〜19:00。