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ここから3 ―障害・年齢・共生を考える5日間

ここから3 ―障害・年齢・共生を考える5日間
国立新美術館

2018/12/5(水)
 障害や年齢を超越し、アートを通して共生社会を考える企画展が5日間の日程で開催。

 一見すると線で描いた綿密な絵画の様に見えるが、実は全体で巨大な迷路になっている石栗仁之(いしぐりひろゆき)さんの作品、幼少の頃から強かった水へのこだわりが、いつしかトイレへの執着となり、段ボールで様々なトイレの立体模型をつくる熊田史康(くまだふみやす)さんなど、生きることそのものが創作のような、障害を持った人々の生の感性に圧倒される。
 一方、「エイジ/レス」がサブキーワードになっている本展では、70歳を超えてから絵を描き始め、81歳で亡くなるまで700点以上の作品を残した丸木スマさんの絵画も鑑賞できる。
 他にも、視覚に障害のある方向けに制作された触りながら読める“触図”の4コマ漫画、距離を振動で伝える最新技術のセンサーを使ったインスタレーションなど、年齢や障害に関わらず多くの人が気軽に楽しめる展示になっている。

 写真は「世界中の人に見てほしい」とコメントした参加作家の横溝さやかさん。オリジナルキャラクターが賑やかに登場する色彩豊かな作品が特徴。

会期は12月9日(日)まで。会期中無休。時間は10:00〜18:00(12月7・8日は20:00まで)。