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三瓶玲奈「色を見る」

三瓶玲奈「色を見る」

Yutaka Kikutake Gallery(六本木6-6-9 ピラミデ2F)

2020/2/26(水)  抽象と具象を大胆に行き来しながら、瑞々しい油彩画を生み出すアーティスト三瓶玲奈(みかめれいな)。2016年の「投影」、2018年の「水の重さ、滲む光」に続き、3回目となる個展では、植物をモチーフにした新作ペインティングを発表。

 三瓶は2019年の夏にヨーロッパ各地をまわりながら、紙や小さな板へのスケッチを多数制作、その過程で、「色」そのものをどのようにキャンバス上で絵画に立ち上げていくか、というテーマに真摯に向き合ったという。ウィーンで見た花は、逆光に照らされて光が花から溢れるようなイメージを、名古屋の植物園ではさまざまな光の波を受け表情を変える赤い実や葉を、その場の空気感まで筆にのせて描き出している。
 絵画を生み出す絶対的な条件といえる「色」が、光に照らされることで大きく揺らぐ存在だということを、改めて考えさせられる、作家の独特の視点が楽しめる展示だ。

【会期】2月15日(土)〜3月14日(土)
【休廊日】日月祝
【時間】11:00〜19:00