「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展の360°VRとハイライト映像公開

東京都現代美術館(江東区三好4-1-1)

  • 2021/9/1(水)
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「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展の360°VRとハイライト映像公開

 東京都現代美術館で2020年11月から2021年2月まで開催された「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展のアーカイブが、オンラインで期間限定公開。ハイクオリティの360°VRコンテンツと、ハイライト映像により、誰でも無料で展覧会を追体験できる。

 本展は、アートディレクター、デザイナーとして、国際的に活躍した石岡瑛子の世界初の回顧展でありながら、緊急事態宣言下で外出もままならない中での開催となり、巡回も予定されていないため、その仕事の重要性をより広く、世界中に届けたいとの思いでオンラインアーカイブが公開された。
 ハイクオリティの360°VRは、展示室内を実際に歩くように操作することも、観たい作品にピンポイントで移動することも可能。ガラスケース内の作品など見えづらい部分はポップアップで、近距離で見たい場合は拡大ボタンを押せば、衣装の柄や石岡が書き込んだメモなどまで、かなり鮮明に確認することができる。また、360°VRの中(展示室入口)では本展に関連する2つの動画、開催記念5時間番組「Encyclopedia of EIKO ISHIOKA」とトークセッション「石岡瑛子を語りつくす」の2本のアーカイブも視聴可能だ。
 さらに、約20分にまとめられたハイライト映像には、展示のエッセンスが凝縮されているので、移動時間などに気軽に鑑賞するにはこちらが分かりやすい。

 本展を見逃してしまったという人は、この機会にオンラインで鑑賞してみては。

>>「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展 オンライン展示アーカイブ
【公開期間】2022年3月31日(木)まで

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