宮崎地鶏「地頭鶏(じとっこ)」と有機野菜の炭火焼きの店、六本木『神楽』。外苑東通りの喧騒を背にエントランスを潜ると、迎えるのは静寂な和モダンの空間。座面にゆとりを持たせた特注の椅子に体を委ねて、しっとり寛ぐ隠れ家だ。
昼の一押しは、1日限定15食の定食「冷汁と地頭鶏のたたき」。"冷汁研究家" 直伝の昔ながらの製法で作る宮崎の夏の風物詩は、ご当地流に"猫まんま"スタイルで提供。冷汁と麦飯を一緒くたに掻きこむと、深炒りの煮干と胡麻、炙った麦味噌のなんとも香ばしい香り!薬味と崩し豆腐の涼やかな食感も食欲を後押ししてサラサラいける。
一方の「たたき」は、舌に吸い付くようなキメ細い肉質と深いうまみ。臭みがない。その優れた美味しさから、古くは農家の人たちが島津藩の地頭職に献上したというのが名前の由来だ。夜は「地頭鶏炭火もも焼き」やい天ぷら「がね」をアテに宮崎焼酎をぐびり。
(2007.7.6現在) |