東洋の美を伝える南青山の新文化拠点
根津美術館
正門からのアプローチ。表参道からみゆき通りを歩いてきた来館者は、美術館の前面を覆う緑鮮やかな竹林の風景にまず驚く
(C) 藤塚光政
(C) FUJITSUKA Mitsumasa
3年半に及ぶ改築を経て、2009年10月に新装開館。東武鉄道をはじめ、関東で多くの鉄道を経営したことから“鉄道王”と呼ばれ、東京電力や日清製粉などの経営にもかかわった根津財閥の創始者・初代根津嘉一郎により1941年に創立された美術館が、建築家・隈研吾により、伝統と現代性を融合させた静寂な美の空間に生まれ変わった。
展示面積は改装前の約1.6倍に広がり、各展示室では企画展示を筆頭に、書画、彫刻、青銅器、工芸、茶道具等、根津氏の収集による多岐ジャンルに渡る東洋古美術品の、そのひとつひとつを、約8万個のLEDライトを駆使して美しく展示。オリジナルグッズを取り揃えたミュージアムショップは2倍の広さになり、また、池に臨んで4つの茶室がたたずむ緑豊かな庭園内にはカフェもオープン。ハイセンスな都市空間の中で、美術と自然に身をゆだねてくつろげる。
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《那智滝図(なちのたきず)》 |
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《双羊尊(そうようそん)》 |
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《御所丸茶碗(ごしょまるちゃわん)》 |
根津美術館(南青山)
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2014年4月更新
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