場所:art cruise gallery by baycrew’s(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー3F SELECT BY BAYCREW’S内)
1950年代、ニューヨークがアートの中心地となる中、その潮流に背を向け、街中の色彩や詩情に満ちた小さな断片を写し取っていたソール・ライター。ファッション・フォトグラファーとして活動しつつも、50代で表舞台から姿を消し、自らの美意識に従って静かに生きたライターは、2006年に刊行された写真集『Early Color』により「カラー写真のパイオニア」として再評価される。2014年に設立されたソール・ライター財団は、大量の未整理カラーポジのアーカイブ化を進め、2023年にはライターの生誕100年を記念して未公開作品約150点が公開された。本展では、ソール・ライター財団監修のもと、新たにプリントした作品44点を日本で初めて展示する。 時間:11:00〜20:00(入場は閉郎30分前まで)/休廊日:不定休/料金:無料 >>ソール・ライター「Beauty in the Overlooked Ordinary」
アメリカを拠点とするアーティスト、ビバリー・フィッシュマンの日本初個展「Quality of Life」が、KOTARO NUKAGAで開催される。病気や治療、それに伴う政治やビジネスを抽象的な表現で探求し、現代社会における個人の自律性や高齢化社会の課題、東洋医学の影響を受けた「生活の質」をテーマに制作を行っているフィッシュマン。本展では、社会システムと個人の自律性のバランス、芸術の役割などを問う作品群が展示され、鑑賞者に「生活の質」について再考を促す。 時間:11:00〜18:00/休廊日:日月祝、12月27日〜1月6日/料金:無料/問合せ:03-6721-1180 >>Quality of Life