リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝

名門リヒテンシュタイン侯爵家の美術コレクションが初来日、ルーベンスの大作や、史上初の天井画展示などレア度高し!!

オーストリアとスイスの間にあるリヒテンシュタイン侯国は、800年以上続いている名門貴族リヒテンシュタイン家を国家元首とする小国。「優れた美術品の収集こそ一族の名誉」を家訓に17世紀から代々の当主が本格的に収集を開始。その総数は3万点に上るとされ、今回の展覧会では、西欧絵画、工芸品など合わせて139点の名品が、日本で初めて公開されます。

1938年に侯国の首都にあるファドゥーツ城を居城とするまで、侯爵家はウィーンに居を構えていました。郊外ロッサウにある夏の離宮で、1807年よりコレクションを公開。しかし、1938年にオーストリアがドイツに併合されてから、2004年に再公開されるまでファドゥーツ城で秘蔵されてきたため、希少性が高いのがポイントです。

見どころは、ルーベンス作品10点と、夏の離宮の展示様式をとりいれた「バロック・サロン」。5歳頃の愛娘を描いた肖像画や、約3×4mの歴史画など傑作が勢ぞろいしており、贅沢な絵画鑑賞が楽しめます。また、バロック・サロンでは、バロック様式の燭台や長椅子などが置かれ、頭上には日本で初めての試みとなる天井画を展示し、宮殿内の豪華絢爛な雰囲気をそのまま体感できるのが特徴です。

世界屈指の個人コレクションと言われるリヒテンシュタイン家の美術コレクション鑑賞で、古の宮廷文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

イアサント・リゴー
《金羊毛騎士団の正装をしたヨーゼフ・ヴェンツェル・リヒテンシュタイン侯の肖像》1740年
ペーテル・パウル・ルーベンス
《占いの結果を問うデキウス・ムス》 「デキウス・ムス」連作より 1616/17年
指物師:アドリアン・デュボワ 
時計技師:フランソワ・バイヨン
《コンソール付き振り子時計》1745年頃
マティアス・ラウフミラー
《豪華なジョッキ》1676年
磁器:中国、日本
脚と装飾:イグナーツ・ヨーゼフ・ヴュルト(帰属)
《枝付き大燭台》
磁器:中国:清・康熙年間(1662-1722年)、19世紀前半/日本:1670−1700年頃
脚と装飾:1785−95年
開催概要
会期 2012年10月3日(水) 〜 2012年12月23日(日・祝)
休館日 火曜日
時間 10:00〜18:00(金曜のみ20:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館
港区六本木7-22-2 
入館料 一般 1,500円、大学生1,200円、高校生800円
公式サイト http://www.asahi.com/event/liechtenstein2012-13/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)