花・鳥―しあわせの予感

中国美術での吉祥シンボル「花・鳥」
新しい年の幕開けに相応しいモチーフで美に親しむ

白金台にある松岡美術館で開催される「花・鳥」をモチーフにした陶磁器と額装作品の展覧会です。

3つの展示室で披露される作品は全部で80件。青花、白釉、黒釉、五彩、法花、黄地、釉裏紅などの中国陶磁器をはじめ、古伊万里、古九谷、柿右衛門などの日本陶磁器、朝鮮やベトナムのもあり、地域的な特徴や個々の文様の違いなどを楽しめます。特に、中国では花鳥は吉祥のシンボルとして尊ばれ、多くの工芸作品、絵画、高貴な人物の衣装などに用いられてきました。豊かさをもたらす蓮に水禽、富貴と瑞鳥を表す牡丹には孔雀など、「子孫繁栄」、「不老長寿」といった願いに合わせた吉祥文様は、艶やかで眺めていると幸せな雰囲気に。

続く、花鳥画の部屋では戦後の額装作品を中心に展示。奥村土牛や林美枝子、林潤一などの約30人の画家の作品が楽しめる。優美で華やかな世界に、心をなごませてみてください。

青花双鳳草中図八角瓶 元時代
奥村土牛《鴫》1935年 絹本着色
開催概要
会期 2013年1月5日(土) 〜 4月14日(日)
休館日 月曜日 (ただし1月14日、2月11日は開館、1月15日、2月12日は休館)
時間 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 松岡美術館
港区白金台5-12-6 
入館料 一般800円、65歳以上・障害者700円、中高大生500円
公式サイト http://www.matsuoka-museum.jp/
問合せ 03-5449-0251
2012年12月更新