Emile Claus and Belgian Impressionism
エミール・クラウスとベルギーの印象派

光を追求して独自スタイルを確立し、日本へも影響を与えたベルギー印象派巨匠

ベルギー印象派の画家、エミール・クラウスを取り上げた日本初の展覧会です。

初期は当時ベルギーで流行していた写実主義で貧しい人々の姿を描いていましたが、ゲント近郊にアトリエを構えた後は、農民や農村風景が作品の中心となっていきます。19世紀末に起こった新印象派ブームでは点描技法を作品に取り入れるなど、フランス絵画の潮流を意識しながらも、やがて「光」による明暗や色味の違いに着目。その表現を突き詰め、「ルミニスム(光輝主義)」と呼ばれる独自のスタイルを確立しました。

会場では、クラウスの代表作のほか、フランスの印象派からモネ、ピサロ、シニャックなど、ベルギーの印象派からボッホ、モンティニーなどの作品も併せて展示。筆致やスタイルの違いを鑑賞できます。また、クラウスから個人的に指導を受けた明治の洋画家、太田喜二郎と児島虎次郎の作品も紹介し、ベルギー印象派の日本への影響も推し量ることができる奥行きのある展覧会です。

エミール・クラウス《野の少女たち》 
1892年頃 個人蔵
photo©Hugo Maertens
エミール・クラウス《レイエ河畔に座る少女》
1892年頃 個人蔵
photo©Guy Braeckman
エミール・クラウス 《ウォータールー橋、黄昏》
1918年 個人蔵
photo©Guy Braeckman
アンナ・ボッホ
《プロヴァンス地方サナリ海岸の断崖》
1910年頃 ゲント美術館蔵
ジェニー・モンティニー《庭で遊ぶ子どもたち》
1912年 個人蔵
photo©Karel Moortgat
開催概要
会期 2013年6月8日(土) 〜 7月15日(月・祝)
休館日 月曜日 (ただし7月15日は開館)
時間 10:00〜18:00 (金曜のみ20:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 東京ステーションギャラリー
千代田区丸の内1-9-1 
入館料 一般 1,000円、高大生800円、小中生400円
公式サイト http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
問合せ 03-3212-2485
2013年5月更新