浮世絵Floating World−珠玉の斎藤コレクション

3つの会期で約500点を超える作品を一挙公開!美人画から風景画まで見ごたえ抜群

川崎・砂子の里資料館長である斎藤文夫氏のコレクションを基に、江戸時代から明治時代までの浮世絵で構成される展覧会です。

「はかない世の中であるならば、せめて浮かれて暮らしたい」という江戸の人々の気分を反映した浮世絵。好奇心のまま最先端の風俗や事象を画題にし、国内各地へと広まりました。19世紀に入ると、その鮮やかな色彩などから欧米の人々をも魅了していきます。

本展では3つの会期に分け、約500点を超える浮世絵を展示。各会期、全ての展示作品を入れ替える異例の規模で臨みます。第1期は人物画をクローズアップ。人気の歌舞伎役者や花魁などを、鈴木春信、喜多川歌麿、初代歌川豊国らが躍動感いっぱいに描き上げています。第2期は風景画。遠近法や透視図法などの技術革新、旅行ブームなどによって、葛飾北斎の《富嶽三十六景》や歌川広重《東海道五拾参次之内》などが生まれました。第3期はジャーナリズム。幕末以降、激動の歴史を刻むようにガス灯、洋風建築、鉄道、洋装の美人など新しい風俗が主題に上りました。

ロートレックなどヨーロッパ近代版画も展示されるため、浮世絵の影響も比較できる総合的な内容となっています。

第1期 浮世絵の黄金期 江戸のグラビア
6月22日(土)〜7月15日(月・祝)
喜多川歌麿
《青楼十二時 続 丑の刻》
寛政6年頃(1794) 大判 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
東洲斎写楽
《二代目市川門之助の伊達与作》
寛政6(1794)年 大判 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
初代歌川豊国
《初代市川男女蔵の曽我五郎》
寛政11(1799)年 大判 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
第2期 北斎・広重の登場 ツーリズムの発展
7月17日(水)〜8月11日(日)
初代歌川広重
《月に雁》
天保初期(1833)年頃 中短冊 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
初代歌川広重
《東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景》
天保4(1833)年 大判 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
葛飾北斎
《冨嶽三十六景 凱風快晴》
文政末期(1830)年 大判 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
第3期 うつりゆく江戸から東京 ジャーナリスティック、ノスタルジックな視線
8月13日(火)〜9月8日(日)
初代歌川広重
《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》
安政4年11月(1857) 大判 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
歌川国芳
《東都三ッ股の図》
天保3(1832)年頃 大判 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
小林清親
《海運橋 第一銀行雪中》
明治9(1876)年頃 大判 錦絵
川崎・砂子の里資料館蔵
開催概要
会期 2013年6月22日(土) 〜 9月8日(日)
第1期:6月22日(土) 〜 7月15日(月・祝)
第2期:7月17日(水) 〜 8月11日(日)
第3期:8月13日(火) 〜 9月8日(日)
※会期中2回展示替を行います。
休館日 月曜日 ※祝日の場合は開館、翌火曜休館、9月2日は18時まで開館
時間 木・金・土10:00〜20:00/火・水・日・祝10:00〜18:00
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 三菱一号館美術館
千代田区丸の内2-6-2 
入館料 一般 1,300円、高大生1,000円、小中生500円
公式サイト https://mimt.jp
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2013年5月更新