六本木クロッシング2013展
アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために

日本アートを総覧する恒例展覧会!グローバルな視野から作品を検証

3年に1度のスパンで日本の最新アートを総覧する定点観測的展覧会“六本木クロッシング”の第4弾です。

今回の展覧会では、東日本大震災を経て、個人である前に社会を担う一員である自覚や意識が高まっている今の日本で、社会通念や既存制度から脱却して新しい芸術観念を生み出せるか――という問題自体がテーマ。グローバルな視点も加えるために、アメリカとオーストラリアの若手キュレーターを起用しています。

1970〜80年代生まれを中心とした参加アーティストは29組。先達である戦後世代の作品と併置することで、アーティスト同士の対話、その影響などを俯瞰します。また、海外在住あるいは海外生まれの日系アーティストの作品、日本古来の自然観やアミニズム的な信仰を意識した作品、資本主義や近代的価値観に一石を投じるような社会批評的な作品などが展示され、歴史を芸術の側面から振り返ったり、海外への日本文化の拡がりを感じたり、今の現代アートを踏まえつつ、未来を考えるきっかけとなる鑑賞が楽しめることでしょう。

金氏徹平 《Ghost in the Liquid Room (lenticular) #1》
2012年 レンチキュラー、反射シート、木
180×180 cm Courtesy: ShugoArts, Tokyo 柳 幸典 《ユーラシア》
2001年 インスタレーション
蟻、着色された砂、プラスティック製の箱、
プラスティック・チューブ、プラスティック・パイプ
235.0×594.5 cm (各25.0×36.5 cm、全91 個)
中村 宏 《島[旧題《沖縄島》]》
1956年 油彩、カンヴァス
130×162 cm 浜松市美術館蔵 菅 木志雄 《間連空》
2010年 ワイヤー、セメント
220×φ323 cm 展示風景:ギャラリー604、釜山
撮影:佐藤 毅
田島美加 《エキストラ》
2009年 木、カンバス、アクリル絵具、シルクスクリーン、
鏡面アルミ、紙、アクリル板、MDF、エナメルスプレー、
ビデオモニター、フォルミカ、ガラス、ライト
152.4×243.8×213.4 cm Photo: Jason Mandella
Courtesy: Sculpture Center, New York 高坂正人 《Return to Forever (Productopia)》
2009年 ダンボール、木、プラスチック、MDF、 アクリル、
塗料、紙、ジュースの缶、テープ、不要になった製品包装
サイズ可変
展示風景:「キュビスムとオーストラリア美術」ハイド近代美術館、メルボルン
Photo: John Brash
開催概要
会期 2013年9月21日(土) 〜 2014年1月13日(月・祝)
時間 10:00〜22:00(火曜のみ17:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 森美術館
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階 
入館料 一般 1,500円、学生(高校生・大学生) 1,000円、子供(4歳〜中学生) 500円
公式サイト http://www.mori.art.museum
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2013年8月更新