第33回企画展  国分寺物語 諸国国分寺を巡る旅―住田コレクションを中心として―
全国の国分寺を研究した住田博士と当時の鉄道事情を知る
下野国分寺 泥塔五重塔(左)泥塔七重塔(右) 平安時代 下野市教育委員会蔵

奈良時代に聖武天皇による「国分寺建立の詔」によって全国に建立された国分寺をクローズアップし、明治生まれの研究者、住田正一博士の研究記録と当時の鉄道事情を紹介する企画展です。

729〜749年まで続いた天平年間は、災害の発生や天然痘の流行によって社会が混乱しました。そこで、当時在位していた聖武天皇は仏教に深く帰依し、741(天平13)年に「国分寺建立の詔」を出しました。各国に七重塔のある国分僧寺と国分尼寺を1つずつ設置し、大和国の東大寺・法華寺は総本山となりましたが、律令制の終焉とともに多くが荒廃していきます。

海事史・法制史学者として知られる故住田正一(1893〜1968)は、古瓦の研究にも力を入れ、九州から東北まで全国の国分寺を訪れて調査を実施。各国分寺で古瓦を蒐集して、日本一のコレクションを築きました。

会場では、全国の国分寺を紹介し、各地の古瓦も展示します。また、蒐集した明治から昭和にかけての鉄道事情にも触れ、当時を包括的に学べる内容となっています。

下野国分寺所要の鬼瓦 奈良時代 栃木県立しもつけ風土記の丘資料館蔵
出雲国分寺 鐙瓦 奈良時代 住田コレクション
武蔵国分寺 鐙瓦 奈良時代 住田コレクション
絵葉書「上総国分寺」 大正前期 個人蔵
駅弁掛け紙「国分寺駅」 昭和3年 個人蔵
開催概要
会期 2013年12月10日(火) 〜 2014年3月23日(日)
休館日 月曜日 ※祝日の場合は開館、翌火曜休館
年末年始(12月29日〜1月3日)
時間 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の15分前まで
会場 旧新橋停車場「鉄道歴史展示室」
港区東新橋1-5-3  
入館料 無料
公式サイト http://www.ejrcf.or.jp
問合せ 03-3572-1872
2013年12月更新