報道写真家キャパの人間味を戦場以外の作品から垣間見る
報道写真の大家として知られるロバート・キャパの生誕101年を記念し、戦場以外の人々の生活をとらえた作品を中心に紹介し、その人なりを探る展覧会です。
キャパは、スペイン戦争や第二次世界大戦などでその名を轟かせる戦場写真を撮る一方で、戦時をたくましく生きる一般市民、友人、恋人たちの束の間の安らぎや喜怒哀楽をとらえた作品も数多く撮影しました。チェスをする兵士、軍の車両に腰かけて編み物する女性、大興奮で娯楽を鑑賞するバルセロナの子どもたちなど、それらの作品は見る人がキャパのレンズを通して、当時の人々と温かく向き合える味わいを持っています。
本展では、ユーモアや生きる喜びが現れた作品を中心に展示を構成。ギャンブルと女性を愛し、“ボブ”の愛称で多くの人に親しまれた一面、自ら結婚を望んだと伝えらえる恋人ゲルダ・タロー、第二次世界大戦後に付き合った女優イングリット・バーグマンなど、恋多き男性の側面といった人柄もクローズアップ。作品とともに人間性の魅力も感じ取れる内容となっています。
展覧会名 | 101年目のロバート・キャパ - 誰もがボブに憧れた |
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会期 | 2014年3月22日(土)〜5月11日(日) |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は開館、翌火曜休館 |
時間 | 10:00〜18:00(木・金のみ20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都写真美術館 目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,100円、大学生 900円、中高生・65歳以上 700円 |
公式サイト | https://topmuseum.jp/ |
問合せ | 03-3280-0099 |
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