明から清時代の技術発展が生み出した色鮮やかな工芸の数々
根津美術館が所蔵する中国 明・清時代の工芸品のうち、染付、五彩の陶磁器、彫漆、螺鈿漆器、織物など、色鮮やかな作品50点を厳選して公開する企画展です。
同美術館では、根津財閥初代の根津嘉一郎が蒐集した赤絵や古染付などの茶道具に、景徳鎮などの官窯製品が加わり、さらに日本屈指の中国漆器「永田コレクション」が寄贈され、見ごたえのある規模を誇ります。
室町時代、明の宮廷から幕府へ彫漆器や絹織物が贈られ珍重されたほか、古染付や民窯の器は高級食器として愛用。20世紀には、清の工芸品の世界的流行を受けて鑑賞目的の蒐集が多くなされました。明から清時代にかけての工芸技術の発展が、色彩あふれる作品を生み出し、多くの人を引きつけたのです。
本展では、白地に青の色鮮やかな染付、朱や黄色の漆器、金襴の織物、単色釉の陶磁器など、カラフルな名品が一堂に集結します。
展覧会名 | カラフル −中国・明清工芸の精華− |
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会期 | 2014年5月31日(土) 〜 7月13日(日) |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は開館、翌火曜休館 |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 根津美術館 港区南青山6-5-1 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般1,000円、学生800円 |
公式サイト | https://www.nezu-muse.or.jp/ |
問合せ | 03-3400-2536 |
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