絵画に込められたエピソードを“時間”を軸に紐解く
西洋近現代絵画、日本近代洋画が充実していることで名高いブリヂストン美術館。収蔵品の中から、時間が感じられる作品を選出し、描かれた背景や画家の想いをエピソードとして紹介するコレクション展です。
日没時で光が反射する海、日常の一瞬の表情、描かれたモチーフの時代性、制作から完成までの経年変化など、絵画の中に込められた時間は多種多様で、描いた画家が伝えたかった想いや狙いも異なります。
本展では、レンブラント、モネ、ルノワール、ルソー、クレー、浅井忠、小出楢重、古賀春江、安井曾太郎など約160点を24の時間に関連するエピソードに分けて展示します。クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》では、夕暮れの燃えるような空と建物のシルエットが海に反射する様子が描かれており、後に書簡に甘美な時間を過ごしたと書いたエピソードを紹介。安井曾太郎《安倍能成君像》では、お気に入りのモデルとの交流も解説に加えられており、当時の様子や時の流れを洞察する内容となっています。
展覧会名 | ブリヂストン美術館コレクション展 絵画の時間 ─ 24のエピソード |
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会期 | 2014年8月2日(土) 〜 9月23日(火・祝) |
休館日 | 9月1日(月)、9月8日(月) ※8月中は月曜日特別開館 |
時間 | 10:00〜18:00(金曜のみ20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | ブリヂストン美術館 中央区京橋1-10-1 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 800円、シニア 600円、高大生 500円 |
公式サイト | https://www.artizon.museum/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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