華やかな極彩色と対極を成すモノクロのセルフポートレイトが発する新たな魅力
極彩色でインパクトの強い写真で知られ、国際的に活躍している写真家・蜷川実花のモノクロのセルフポートレイトなど、異なる種類の作品に焦点を当てた個展です。
本展では、5つのギャラリーと2Fへ続く階段に作品を設置。ギャラリー1には、新作の大型映像インスタレーションが展示され、鑑賞者は海中を浮遊している感覚に浸れます。ギャラリー2は、衰退の影や死の気配をクローズアップさせた「noir」シリーズ。2010年に同名の写真集を発行した後も撮影を続けており、今回が初公開となる作品も多く紹介されます。ギャラリー3と5は、セルフポートレイト。多くがモノクロームで撮影されており、蜷川自身が「生身に近い、何も武装していない」と語るほど特別な写真群です。ギャラリー4は、目黒川の桜が川面に散る様を撮影した「PLANT A TREE」。階段には、透過性フィルムにプリントされたモノクロ作品が展示されます。
ビビットな色合いが “蜷川カラー”と称される作品だけでなく、モノクロのセルフポートレイトや負の面をクローズアップさせた「noir」シリーズなど、蜷川氏の新たな魅力に触れられる企画展です。
展覧会名 | 蜷川実花:Self-image |
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会期 | 2015年1月24日(土) 〜 5月10日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし5月4日は開館)、5月7日 |
時間 | 11:00〜17:00(水曜のみ20:00まで) ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 原美術館 品川区北品川4-7-25 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,100円、高大生 700円、小中生 500円 |
公式サイト | https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/ |
問合せ | 03-3445-0651 |
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