独特な超現実世界の画風で知られる20世紀の巨匠マグリット 13年ぶりに東京で開催される大規模回顧展
現実にはありえない情景を描いて独自世界を切り開いた20世紀を代表する画家、ルネ・マグリットの本格的な回顧展です。2009年ブリュッセルに開館したマグリット美術館の全面協力により、世界10か国以上から名作約130点が集められました。
言葉やイメージ、時間や重力といった既成概念に捕らわれず、夜景に青空を配したり、岩が浮いたりするマグリットの芸術世界は、当時盛んだったシュルレアリスムだけでなく、その後のデザインの分野にまで影響を与えました。
本展では、初期から晩年までの作品を、1章初期作品、2章シュルレアリスム、3章最初の達成、4章戦時と戦後、5章回帰に分けて展示。だまし絵的手法で描かれた《一夜の博物館》、欲望を顕在化させたような《永遠の明証》、ルノワールの様式を引用した明るい色彩の《不思議の国のアリス》、大勢の紳士が街の上に浮かぶ《ゴルコンダ》、生い茂った森を闊歩する馬に乗った女性を描いた《白紙委任状》など、画風の変遷を辿れる充実した内容となっています。
展覧会名 | マグリット展 |
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会期 | 2015年3月25日(水) 〜6月29日(月) |
休館日 | 火曜日(ただし5月5日・26日は開館) |
時間 | 10:00〜18:00 (金曜および5月23日・24日・30日・31日は20:00まで、4月25日は22:00まで) ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 国立新美術館 企画展示室2E 港区六本木7-22-2 >> 会場の紹介記事はこちら |
入場料 | 当日 一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円 |
公式サイト | https://www.nact.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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