マグリット展

独特な超現実世界の画風で知られる20世紀の巨匠マグリット 13年ぶりに東京で開催される大規模回顧展

現実にはありえない情景を描いて独自世界を切り開いた20世紀を代表する画家、ルネ・マグリットの本格的な回顧展です。2009年ブリュッセルに開館したマグリット美術館の全面協力により、世界10か国以上から名作約130点が集められました。

言葉やイメージ、時間や重力といった既成概念に捕らわれず、夜景に青空を配したり、岩が浮いたりするマグリットの芸術世界は、当時盛んだったシュルレアリスムだけでなく、その後のデザインの分野にまで影響を与えました。

本展では、初期から晩年までの作品を、1章初期作品、2章シュルレアリスム、3章最初の達成、4章戦時と戦後、5章回帰に分けて展示。だまし絵的手法で描かれた《一夜の博物館》、欲望を顕在化させたような《永遠の明証》、ルノワールの様式を引用した明るい色彩の《不思議の国のアリス》、大勢の紳士が街の上に浮かぶ《ゴルコンダ》、生い茂った森を闊歩する馬に乗った女性を描いた《白紙委任状》など、画風の変遷を辿れる充実した内容となっています。

《 ゴルコンダ 》 1953年 80 x 100.3 cm 油彩/カンヴァス メニル・コレクション
The Menil Collection, Houston © Charly Herscovici / ADAGP, Paris, 2015	* Image may not be reproduced without permission from the Menil Collection.
《 白紙委任状 》 1965年 81.3 x 65.1 cm 油彩/カンヴァス ワシントン・ナショナル・ギャラリー National Gallery of Art, Washington, Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon, 1985.64.24 © Charly Herscovici / ADAGP, Paris, 2015
《 空の鳥 》 1966年 68.5 x 48 cm 油彩/カンヴァス ヒラリー&ウィルバー・ロス蔵 Hilary & Wilbur Ross © Charly Herscovici / ADAGP, Paris, 2014 © Photothèque R. Magritte / BI, ADAGP, Paris / DNPartcom, 2015
開催概要
会期 2015年3月25日(水) 〜6月29日(月)
休館日 火曜日(ただし5月5日・26日は開館)
時間 10:00〜18:00
(金曜および5月23日・24日・30日・31日は20:00まで、4月25日は22:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室2E
港区六本木7-22-2 
入場料 当日 一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
公式サイト https://www.nact.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2015年3月更新