大英博物館展 ―100のモノが語る世界の歴史

 “モノ”から読み解く世界の歴史 約700万点のコレクションから選ばれた100のストーリー

古代エジプトの棺 紀元前600年頃 エジプト © The Trustees of the British Museum

人類の文化遺産の殿堂として名高いロンドンにある大英博物館。先史から現代に至るまで、世界中の地域を網羅したコレクションは700万点を超えます。コレクションから100の作品を厳選し、文化や社会背景などを読み解くことで、先史時代から現代までの人類の創造の歴史を辿る企画展です。

大英博物館は膨大なコレクションを「先史・ヨーロッパ」、「古代エジプト・スーダン」、「中東」、「ギリシャ・ローマ」、「アジア」、「アフリカ・オセアニア・アメリカ」、「コイン・メダル」、「版画・素描」などの部門に分けて所蔵しており、本展ではこれら8つの全所蔵部門から出品されるのが特徴です。
 200万年から2500年前の先史時代からはタンザニアで発見された《オルドヴァイ渓谷の握り斧》やフランスで発掘された《トナカイの角に彫られたマンモス》など、紀元前3000年〜700年までの古代からは《古代エジプトの棺》、《楔形文字を刻んだ粘土板》などが展示され、有名なロゼッタ・ストーンも特別に制作された原寸レプリカが紹介されます。

そのほか、初代ローマ皇帝《アウグストゥス帝の胸像》、《アメリカ先住民のパイプ》、《ルイス島のチェス駒》、ドイツの画家デューラーが想像で描いたサイの版画なども展示。近代では輸出された柿右衛門の陶器《柿右衛門の象》やパリ万博で出品された《バカラの水差し》が、現代作品では《銃器で作られた「母」像》やビール瓶型の「ガーナの棺」などが並び、各時代のものを地球規模で見られる絶好の機会となります。

ウルのスタンダード 紀元前2500年頃 イラク © The Trustees of the British Museum
聖エウスタキウスの聖遺物容器 1210年頃 スイス、バーゼル © The Trustees of the British Museum
デューラー作「犀」 1515年 ドイツ、ニュルンベルク © The Trustees of the British Museum
ルイス島のチェス駒 1150〜1200年 イギリス、ルイス島 おそらくノルウェーで制作 © The Trustees of the British Museum
開催概要
会期 2015年4月18日(土) 〜6月28日(日)
休室日 月曜日(ただし5月4日は開室、5月7日は休室。)
時間 9:30〜17:30(金曜は20:00まで)
※入場は閉室時間の30分前まで
会場 東京都美術館 企画展示室
台東区上野公園8-36 
入場料 当日 一般1,600円、学生1,300円、高校生800円、65歳以上1,000円
公式サイト https://www.tobikan.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2015年3月更新