タイムボカンシリーズ、機動戦士ガンダム、装甲騎兵ボトムズ 数多くのアニメのロボットデザインを手がけた巨匠の活動を展観
1970年代から放映され始めた巨大なロボットが活躍するアニメで、登場する数々のロボットのデザインを手掛けた大河原邦男。後に日本初のメカニックデザイナーと呼ばれ、第一人者となった同氏の作品の変遷と魅力を探る企画展です。
1972年「科学忍者隊ガッチャマン」や「マジンガーZ」が放映され、巨大なメカが活躍するロボットアニメの分野が現れます。同年、ガッチャマンでデビューした同氏は、タイムボカン、ゴワッパー5ゴーダムなど、タツノコプロ作品を中心に活動していきます。発注者のニーズを的確にとらえて具現化していくことから人気を集め、毎年4〜5作のテレビシリーズに携わっていくようになりました。大ヒットとなった「機動戦士ガンダム」で、イラストレーターとしても活躍します。
本展では、同氏の40年以上にわたる活動を約10年ごとに区切って4章構成で紹介。デビュー当初からタツノコプロ作品、「ガンダムシリーズ」・「装甲騎兵ボトムズ」・「勇者シリーズ」などのサンライズ作品、「機動戦士ガンダムSEED」、リメイク版「ヤッターマン」などのイラストや設定資料などを展示します。また、B2サイズ6枚が屏風のように連なる本展描き下ろし作品も公開され、約500点が一堂に集結します。
展覧会名 | メカニックデザイナー 大河原邦男展 |
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会期 | 2015年8月8日(土) 〜 9月27日(日) |
休館日 | 会期中無休 |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 上野の森美術館 台東区上野公園1-2 |
入館料 | 一般 1,500円、高大生 1,200円、小中生 500円 |
公式サイト | https://www.ueno-mori.org/ |
問合せ | 03-3833-4191 |
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