創業者ファミリーが手掛けたもの、アールデコ様式など ブルガリの宝飾品で辿る時代の変遷
世界的に知られたイタリアの宝飾ブランド“ブルガリ”。1884年の創業以来、斬新なデザインを生み出し、注目を浴びてきました。その宝飾デザインの変遷から時代を省みる企画展です。
1884年にローマで高級宝飾品店として創業。1970年代からは腕時計、2000年代からは香水、眼鏡、ハンドバッグや財布などの革製品も取り扱っています。古代ギリシャやローマ文化の美術・建造物をモチーフにした作品のほか、アジアや日本にインスピレーションを得た作品など、そのデザインは多様で創造的。特にセルペンティ(イタリア語で蛇)コレクションが知られています。ポップアートで名高いアンディ・ウォーホルに「僕にとって、ブルガリの店に行くのは最高のコンテンポラリーアート展に行くようなもの」と言わしめるほど革新に満ちていました。
本展では、創業者ソティリオ・ブルガリがデザインした銀細工ネックレス、バチカン市国のサン・ピエトロ広場を表したブローチ、1960年代に確立した幅広く胸元に広がる「ビブ(英語でよだれかけ)」デザインのネックレス、浮世絵のような遠近感が施された「富士山」ブローチなど特徴的なデザインを展示。ビザンチン帝国のゴールドコインを用いたイヤリングや古代ローマのコインに着想を得た腕時計なども紹介されます。
展覧会名 | アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝 |
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会期 | 2015年9月8日(火) 〜11月29日(日) |
休館日 | 9月14日(月)・24日(木)・28日(月)、 10月5日(月)・13日(火)・19日(月)・26日(月)、 11月4日(水)・9日(月)・16日(月)・24日(火) |
時間 | 9:30〜17:00 ※9月の土日祝・休日は18:00まで ※9月25日、10月9日・16日・23日を除く金曜は20:00まで ※10月2日(金)・3日(土)は22:00まで ※10月31日(土)〜11月2日(月)は20:00まで ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京国立博物館 表慶館 台東区上野公園13-9 >> 会場の紹介記事はこちら |
入場料 | 当日 一般1,400円、高大生800円 |
公式サイト | https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1733 |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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