雑貨の魅力や取り巻く環境を“文化”として俯瞰
個人の嗜好や感性が重視されて多様化する雑貨に着目。幅広い種類のモノを“生活を彩るデザイン”と定義し、その魅力に目を向ける展覧会です。
約半世紀前まで、雑貨とはやかんやほうき、バケツといった生活に欠かせない道具を指す言葉でした。経済成長とともに暮らしが豊かになると、器や化粧品など雑貨のすそ野は広がりをみせます。インターネットの普及と嗜好性の高まりによって、一層多くの商品が生まれ、用途が分からないモノや実用性を持たないモノなども、雑貨店の店頭に並ぶようになりました。生活を成り立たせるための道具から“日常に寄り添い、彩りを与えてくれるデザイン”へと変貌したとも捉えられます。
本展では、プロダクトデザイナーで日本民藝館の館長でもある深澤直人がディレクターを担当。探す、選ぶ、買う、使う、飾る、取り合わせるといった行為や経験を通して、雑貨の魅力を掘り起こします。暮らしに楽しみをもたらす雑貨のカテゴリーの拡がりも、個々の作家が表現。雑マンダラ、荒物行商インスタレーション、雑貨と生活史年表、異文化交流など、歴史的背景や素材、世界観などを体感できる内容となっています。
展覧会名 | 21_21 DESIGN SIGHT企画展「雑貨展」 |
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会期 | 2016年2月26日(金) 〜 6月5日(日) |
休館日 | 火曜日(5月3日は開館) |
時間 | 10:00〜19:00 ※4月28日(木)は関連プログラム開催に合わせ22:00まで ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 21_21 DESIGN SIGHT 港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内 >> 会場の紹介記事はこちら |
入場料 | 一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円 |
公式サイト | www.2121designsight.jp |
問合せ | 03-3475-2121 |
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