安田靫彦展

教科書や切手で見た歴史画など代表作が集結!

歴史画で名を馳せた日本画家、安田靫彦。教科書や切手にも採用された代表作を含む100点以上の本画を集結。東京国立近代美術館では40年ぶりに開かれる回顧展です。

1884(明治17)年、日本橋に生まれた安田靫彦は、14歳で歴史画の小堀鞆音(ともと)に入門します。30歳で日本美術院の経営者同人、51歳で帝国美術院会員となって尽力し、60歳で東京美術学校の教授になります。線の魅力を表現するべく余白と図を分けて描かれた作品は、新しい主題であっても正統派の古典の優美さを備えていました。研究や考証を綿密に行っており、服飾、武具、装飾品などは元となった古物と照合できるものもあります。

本展では、4つの時代に分けて紹介します。「1章 模索の時代」では、色や構図などの試みが見られる《御産の祷》や《夢殿》、「2章 古典美の探求」では、線が主体の画風へと移行する起点となった《日食》、「3章 統制の時代」では、戦時下の影響を受け、《黄瀬川陣》や《神武天皇日向御進発》といった緊張感のある作品、「4章 円熟の時代」では、静物を描いた《窓》、華やかな《飛鳥の春の額田王》などを展示。画業をたどりながら、激動の時代を生きた生涯にも迫る内容となっています。

安田靫彦 《飛鳥の春の額田王(ぬかだのおおきみ)》 1964年 滋賀県立近代美術館蔵 [4/19〜5/15展示]
安田靫彦	《伏見の茶亭》	1956年	東京国立近代美術館蔵	[全会期展示]
開催概要
展覧会名 安田靫彦展
会期 2016年3月23日(水) 〜 5月15日(日)
※会期中、展示替えあり
休館日 月曜日(ただし3月28日、4月4日、5月2日は開館)
時間 10:00〜17:00(金曜は20:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 東京国立近代美術館
千代田区北の丸公園3-1 
入館料 一般 1,400円、大学生 900円、高校生 400円
公式サイト https://www.momat.go.jp/
問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年3月更新