日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展

壁画から見る古代ローマの文化・教養・技術の粋! 初来日の壁画も

1997年に「ポンペイ、エルコラーノ、トッレ・アヌンツィアータの遺跡地域」として世界遺産に登録された古代ローマの都市ポンペイ。貴重な出土品の中から、最も人気の高い壁画に焦点を当て、その役割と絵画的価値に迫る企画展です。

最盛期には約2万人が暮らしていたと言われるポンペイの町は、紀元後79年、ヴェスヴィオ山の噴火により、山の周辺に点在していたエルコラーノなどのいくつかの町と共に埋没しました。18世紀に発掘が始まり、整備された街区やインフラ設備、邸宅に飾られた美術品や壁画によって、ローマ帝国の繁栄ぶりが明らかになりました。中でも壁画は〈ポンペイの赤〉と呼ばれる鮮やかな色彩で多くの人を魅了しています。

本展では、1748年の発掘当初からの出土品を所蔵するナポリ国立考古学博物館と、遺跡の保存管理などをするポンペイ監督局から壁画および道具類約80点を紹介。「第1章 建築と風景」、「第2章 日常の生活」、「第3章 神話」、「第4章 神々と信仰」と描かれたテーマ別に、展示します。エルコラーノの皇帝崇拝の場アウグステウムに配置されていた3つの壁画≪赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス≫、≪テセウスのミノタウロス退治≫、≪ケイロンによるアキレウスの教育≫が今回そろって上陸し、必見です。また、「カルミアーノの農園別荘」と呼ばれる建物の一室を立体的に再現。ポンペイの赤が印象的な16枚の壁画パネルを、2000年前の室内空間さながらに鑑賞できます。

《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス》後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini / fotografo
《テセウスのミノタウロス退治》後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini / fotografo
《ケイロンによるアキレウスの教育》後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini / fotografo
赤い建築を描いた壁面装飾 前1世紀 ポンペイ監督局蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini / fotografo
顔料入りの小皿 後1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini / fotografo

画像はすべて ©ARCHIVIO DELL’ARTE - Luciano Pedicini / fotografo


開催概要
展覧会名 日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展
会期 2016年4月29日(金・祝) 〜 7月3日(日)
休館日 会期中無休
時間 10:00〜20:00(5月3日をのぞく火曜日は17:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 森アーツセンターギャラリー
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階 
入館料 一般 1,600円、高大生 1,300円、小中生 600円
公式サイト https://macg.roppongihills.com/jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2016年4月更新