スミルハン・ラディック展 BESTIARY:寓話集

南米の原風景やアート作品、童話などから着想を得た建築

チリの首都サンティアゴを拠点に独創的な活動を続ける建築家スミルハン・ラディック。模型、スケッチブック、書籍などから、建築に対する思考の原点を探る個展です。

1965年にサンティアゴで生まれ、現地の大学を卒業後にヴェネツィア建築大学に留学。1995年に独立した後、2009年アメリカ建築家協会(AIA)名誉会員となります。2001年には、チリ建築家協会35歳以下の最優秀国内建築家賞を受賞しました。
 自分自身の中にあるチリの原風景やアート作品、お気に入りの童話などからアイディアを見つけ出して取り組む作品は、建築物でありながら詩的なのが特徴です。代表作である「サーペンタインギャラリー・パヴィリオン 2014」も、オスカー・ワイルドの短編『わがままな大男』に着想を得て、模型作品「わがままな大男の家」に発展、作品に繋がっていきました。また、敷地の形や環境に合わせて、巨石や樹脂膜といった形状の定まらない素材も積極的に用いています。

本展では、空想上の生き物に見立てた20余りの模型を並べ、同氏が考える現代の寓話集を提示します。プロジェクトごとに描き記した70冊以上のスケッチブック、イメージビデオ、スライドショーなども紹介。難解とも言われる思考の源を探ります。

NAVE―パフォーミング・アーツ・ホール(チリ、サンティアゴ/2015年) © Cristobal Palma
ビオビオ市民劇場(チリ、コンセプシオン/2011年〜) © Andres Batlle
直角の詩に捧ぐ家(チリ、ビルチェス/2012年)  © Gonzalo Puga
開催概要
展覧会名 スミルハン・ラディック展 BESTIARY:寓話集
会期 2016年7月8日(金) 〜 9月10日(土)
休館日 月曜・祝日・夏期休暇8月6日(土)〜8月15日(月)
時間 11:00〜18:00
会場 TOTOギャラリー・間
港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F  
入館料 無料
公式サイト http://www.toto.co.jp/gallerma/
問合せ 03-3402-1010
2016年7月更新