日本古美術の専門用語を収蔵作品で学ぶ
西洋美術に比べ、見どころが分かりづらいとされる日本美術。特徴を表す専門用語に焦点を当て、コレクション作品をベースに使われている絵画の技法やその用語を分かりやすく解説する企画展です。
近年、日本美術への関心が高まり、琳派や若冲などの展覧会が人気を博していますが、依然として敷居を高く感じたり、見どころが分かりにくいと苦手意識を持つ人もいます。その原因の1つは、日本美術の絵画の技法を表す「たらしこみ」、「
本展では、数ある日本絵画の技法と用語から、墨と金の使用法をピックアップ。同館のコレクション作品で実際の技法を目の当たりにしながら、詳細を学びます。重要文化財の《愛染曼荼羅》では、金・銀箔を絵画や彫刻に貼り付ける「截金」、喜多川相説筆の《四季草花図屏風》では、複雑な滲みを生み出す「たらしこみ」などを解説します。本物の美術品を鑑賞しながら、実用的な技法の知識も増やせる貴重な機会となります。
展覧会名 | はじめての古美術鑑賞 絵画の技法と表現 |
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会期 | 2016年7月23日(土) 〜 9月4日(日) |
休館日 | 月曜日 |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 根津美術館 港区南青山6-5-1 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般1,100円、高大生800円 |
公式サイト | https://www.nezu-muse.or.jp/ |
問合せ | 03-3400-2536 |
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